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SEやPGが求人票で見るべきブラック企業の特徴

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高校生のなりたい職業1位になった「システムエンジニア・プログラマー」
コロナ禍という事もあり、リモートワークがしやすいIT業界への参入が昨今激しくなっています。

人の入りが激しいという事は出るのも激しいという事です。
SESの会社も増えましたし、人材を捨て駒のように扱うブラック企業も、ドンドン増えていきます。

今回はシステムエンジニア・マネージャー歴10年以上の私が、ここさえ見ておけば、プログラマー・エンジニアの求人を出している企業がブラック企業だと分かる記事の紹介になります。

ブラック企業に入社し、潰される前に是非参考になさって就職、転職活動して頂ければ幸いです!

本記事はシステムエンジニア・プログラマー向けの記事です

表題の通り、他のブログやYouTubeで紹介されている残業時間や、休日などの項目については紹介しません。
システムエンジニア・プログラマーが見るべき点のみ詳しく紹介します。

ただ、復習もかねて。。。

■ブラック企業の指標(基本)■
・アットホームな職場
⇒大概嘘。飲み会強制や、休日を社内イベントなどで潰され、プライベートは無いに等しい。
・残業時間
⇒ふつう書いてある
・休日
⇒完全週休二日制じゃないところはブラックの可能性高い

また、上記を含め、紹介する項目に該当したすべての会社がブラック企業という訳ではありません。
求人票を見て、面接をして、それでも納得できるのであれば、そこの職場はあなたに合っている職場かもしれません!

SE・PGが見るべきポイント① 言語や環境が曖昧、記載が無い

「今までC言語をやって来たし、C言語を活かせる環境で条件が良い所に転職したい!」
「Javaで仕事をしてきたけど、PythonやGo等を今後極められる環境に移りたい!」
「学校ではPHPを教わってきたから、それが活かせる会社に就職したい!」

ある程度学んできたものや培ってきた技術の違いはあるかと思いますが、
就職や転職する時、この言語や環境で仕事がしたいんだと言う希望は持っているかと思います。

また、企業も例えば、自社WEBサービスを伸ばしたければPHPやJavaScriptなどと記載します。
組み込み系であればC言語など、アプリの開発であればKotlinとかSwiftになるのかな。。。

言語や環境を記載せず、ただ「当社を支えるエンジニア募集」みたいな所は、エンジニアなんだから何でも出来るだろと、範疇以外の仕事を丸投げされる可能性が高いです。
また、「使用言語はJava、C、PHP、Swiftなど」と言ったような目的が違う言語が並んでいる会社も危険です。
自分がやりたい案件以外もやらされる可能性が高いです。

俺はどんな言語でも環境でもやってやるぜ!

みたいな方は、話は別ですが、自分の仕事となるものをしっかり確認しましょう。

SE・PGが見るべきポイント② 未経験歓迎の記載がある

基本、システムエンジニアを未経験で雇う所はありません
システムエンジニアはシステムをある程度理解した上で顧客の要望をヒアリングして懸念点を洗い出したり、工数や必要であれば開発費の見積もり出したり、
設計書に内容を落としたりしないといけないので、未経験の方には相当難しい業務です。

未経験でもシステムエンジニア出来るって書いてあるところは、仕事を全て押し付けられる可能性があり、失敗すれば責任が上乗せされます。
システムエンジニアが役に立たないと、配下のプログラマーも仕事が出来ないので、深夜残業・休日出勤などを強要され、チーム全体の士気が下がります。

その為、システムエンジニアとして転職したいのであれば、未経験歓迎で出している所は辞めましょう。

プログラマーを業務未経験で雇う所は一概にブラックでは無いです
今はプログラムは調べやすく覚えやすい環境ですし、スクールもあるので、他業界からの転職者もいるでしょう。
コロナ禍でリモート業務が注目され、PC一つで出来るプログラマーになりたいと言った方は増えたと思います。

ただ、プログラムを一切触ったことない人を雇う所はかなりブラックの気質あります。
やる気や気合があれば誰でも!みたいな所は、結局深夜・休日対応をガンガンやる羽目になり、
「出来てないのはお前が悪い。業務時間以外にもしっかり勉強しろ!」
みたいに押し付けられて潰れていきます。

私が今現在働いている会社でも、システムエンジニア未経験でシステムエンジニアの方は絶対に雇いませんし、
プログラム一切触った事無い方をプログラマーとして雇うことは絶対にありません。

仕事は気合いでやるものでありませんし、未経験の方をみんなで育てる場所ではありません。
会社の社員を受け入れる体制をしっかり確認して、より良い環境を選択しましょう。

SE・PGが見るべきポイント③ 募集人数が多い・年中募集してる

システムエンジニアを大量に募集するって、①と②の理由を踏まえるとまずあり得ないです。
プログラマーにしてもそうです。
よほど業績が好調な会社か、大量に辞めた所に新しく人を埋めている企業です。

会社の業績が好調ならわざわざ求人サイトでそんなに大量に募集出さないんですよ。
雇う側も今のサービスを伸ばしたいと思っているので、伸ばせる人材を慎重に選んでいます

ブラック企業は人材を使えるだけ使って、去る者追わず、その枠に新しい人埋めればいい考えなので、
長く働きたいと考えている方は、大量募集を行っている会社は控えた方が良いです。

SE・PGが見るべきポイント まとめ

他にも細かい点はいくらでもあります。

・繁忙期の残業時間が、閑散期の残業時間とあまりに乖離がある
・AI、ロボットなど自社と全く関係ない話題が書いてある
・リモートワークは絶対出来ない

などなど。
ただ、入社して夢叶わず退職し、他の業界に流れていく人がいた求人を見ると、大体上記3つに当てはまっていますね。

他の業界と同じ所を除くと、SE・PGでこの会社ホワイトだなって思える会社は、

■ホワイト企業の指標■
・言語や環境などがしっかり明記されており、今後の展望がはっきりしている
・設備や教育にしっかり投資している
・キャリア形成がはっきりしている。自身の今後がしっかり見える
・時代の流れにしっかり対応できる(リモートワークなど)

ですね。

SE・PGの転職は悪いことではありません。
自身が仕事をしやすい環境を整えるのは勿論、成長や給料のアップにも繋がります。

ブラック企業をしっかり見極め、最高の環境で最高のパフォーマンスを出せるよう、頑張りましょう!!
近々、ブラック企業に勤めていたが潰された方々が転職されていったオススメの業界や、SE・PGの転職についての記事を書きたいと思っています(書いたらリンク追加します

別期日も読んで頂けますと幸いです、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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