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フモフモさんに毎日癒されながら夫婦生活する、年齢とともにそれ程熱くなれなくなってきたケチなポイ活好きSEが書く雑記

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PGやSEを辞めて行った者達の異業種転職を紹介。異業種転職はなるべく早く!

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「プログラマーやシステムエンジニアはブラック企業が多い」
「いつまで経ってもIT土方」
「夢半ばで去っていく人が多い」

私もIT業界で10年以上仕事をしていますが、多くの退職者を見てきました。

今回はシステムエンジニア・マネージャー歴10年以上の私が、異業種に転職していった先輩や後輩のお話やオススメの転職先、プログラマー・エンジニアを辞めることは逃げる事じゃないという記事の紹介になります。

ブラック企業に勤め、体や心が駄目になるより、
辞めたいと思ったら時点で転職をオススメします。是非参考になさって就職、転職活動して頂ければ幸いです!

本記事はシステムエンジニア・プログラマー向けの記事です

表題の通り、システムエンジニア・プログラマー以外の仕事内容については触れません。
システムエンジニア・プログラマーが見るべき点のみ詳しく紹介します。

私は自分が今の会社を辞めたいと思ったら、辞めるべきだと思っています。
辞めたいと思った会社で自身の成長が出来ると思えませんし、心もどんどん疲れていきます。パフォーマンスも良くありません。
そりゃぁ、すぐに辞められない状況もあるかと思います。
役職持ちだったり、ご家族がいると難しいですよね。ただ、壊れたら終わりです。
ご家族や信頼できる友人などと相談し、ご自身の体は大切になさってください!

異業種への転職を決意する前に

今回紹介させて頂く業種以外に、ご自身がやりたいことなどがあれば、それが出来るフィールドへ転職活動していくのも良いでしょう。
やる気やその仕事をしてどのように貢献したいか、成長したいかを明確にすれば、あなた自身を認めてくれるフィールドはあると思います。

ただ、
SEから異業種への転職は厳しい道です。

20代後半はまだ若い、吸収能力があるとは言え、未経験と一緒です。新卒より厳しい扱いを受け、自分より若い社員が先輩になります。
「自分より年上なのに、そんなことも出来ないんですか?」と思われることもしばしばあると思います、強い気持ちを持ちましょう。
20代で異業種への転職を検討しているのであれば、1日でも早い方が良いです。

30代になると管理職として採用されることもありますが、当然未経験の為、自己学習が必要です。
「SE時代より楽がしたい」と思って異業種への転職に挑戦するなら、残業は少なくなるかもしれませんが、自己学習の時間が残業時間を上回る可能性すらあります。
管理職は物事の判断や責任が付いてきます。知識が無いのは未経験だからではなく、あなたの勉強不足です。

SE・PGから異業種へのオススメ転職先① カスタマーサポート

エンジニアとして働いていたが、深夜残業・休日対応で体が限界。
給料下がってでも良いから、もう苦しい仕事をしたくない!
でも、今までシステムエンジニアとして働いてきたから、他の知識はゼロだ。。。

私個人的に一番オススメなのがこの『カスタマーサポート』です。
一緒に仕事したことある方で、SE・PG以外に転職した方はここが多かったです。

■カスタマーサポートの良い所■
・システム会社なら元々理解が出来るエンジニアは重宝されやすい
・始まりの時間、終わりの時間がハッキリしている為、残業が極めて少ない
・土日祝受付していなければ、休日対応しなくて良い
・プログラムを書いたり、技術面を磨く必要性が薄い
・納期がほぼ無い

過酷な労働環境、所謂ブラック企業に勤めていて、人間らしい生活を送りたいと思って転職される方が多いです。
私が勤めている会社にもカスタマーサポートの社員がいますが、上記の良かった点にズバリ当てはまってます。

「サポートってお客様と直接やり取りするので、営業の方が向いているのでは?」

よく思われがちなのですが、まぁ確かにコミュニケーション能力や元々営業マンだった方の方が人との接し方は慣れているので、有利な部分はあります。
ただ、エンジニアが元営業マンより有利な点は、システムやサービスの理解力です。
プログラム書いていた人なら、「あーこの処理こうなっているんだろうな」、「こう使ったら楽だろうなー」みたいに提案出来ます。システムエンジニアなら猶更!
私が勤めている会社にも元営業マンと、元エンジニアの方がいますが、元エンジニアの方が理解度が高く、顧客の問題解決能力は、比べると高いです。

■カスタマーサポートの悪い所■
・給料は基本高くはない
⇒副業しよう!
・求められるスキルが少ない為、自分の成長にはイマイチ
⇒副業して、自身の力を伸ばそう!
・元プログラマーの場合、顧客との直接やり取りが発生する為、コミュニケーション能力が求められる
・時にはクレーム対応が必要
⇒喋れない人はエンジニアでも活躍できない。どこに行ってもコミュニケーション能力は必須!
・「元エンジニアなの勿体ない」と永遠言われ続ける
⇒過去は過去、今は今!今自分に出来ることを精一杯。

悪い点と言うか、システムエンジニア・プログラマーからカスタマーサポートに転職する時にある程度覚悟する点ですね。
プログラマーのような専門知識を求められず、業界やシステムの知識が問われる為、成長はし辛く、給与もあまり伸びません。

プログラムは嫌いじゃないけど、あのデスマーチに戻りたくないと言う方は、委託や自身でアプリなどを作ってみるのも良いですね。
誰に何も言われる事無く、自身のペースで出来ます。

私が新卒で入った残業時間を1時間もつけないブラック企業で一緒に仕事していたその時の上司は、転職先にカスタマーサポートを選び、
イキイキした顔になっていました、正直当時、羨ましかったです。

SE・PGから異業種へのオススメ転職先② 事務系

事務系が楽とは言いません。
お金や人など、会社の財産の管理を担っている為、ミスは絶対に許されませんし、事務方の仕事をやって頂けているからこそ、会社は成立します。

■事務職の良い所■
・通常時、残業が極めて少ない
・システムエンジニアと違い、急な対応などない為、休日などのスケジュールがしやすい
・事務の内容によってはお金や外国語に強くなれる
・多くの社員とのコミュニケーションが必要となる為、コミュニケーション能力が磨かれる

生活リズムを整えやすいのは大きなメリットだと思います。

また、エンジニアの方であれば、ExcelやWordなどを使用した文章作成、システムの理解に長けていると思うので、
重宝されるでしょう。自分がやりやすいようにマクロやバッチなどを作ってやれば、遥かに効率よく仕事が出来ます。

■事務職の悪い所■
・給料は基本高くない
・実績が評価され辛い
⇒副業しよう!
・決まった仕事を淡々とこなす為、中々成長を感じられない
⇒副業して、自身の力を伸ばそう!
・「元エンジニアなの勿体ない」と永遠言われ続ける
⇒過去は過去、今は今!今自分に出来ることを精一杯。
・実はエンジニアよりマルチタスク。業務中は忙しい
⇒仕事はメリハリを持って!

プログラムが楽しい、パソコンが好きと言う理由で入った方は、自身の成長や評価がされにくい現状を受け入れる覚悟が必要です。
「給料が全然上がらない、そんなら事務やってる方が良い」
事務はもっと上がりません。実績として挙げられるもの、誇れるものが出しにくいのです。

ただ、良い所でお話しさせて頂いた通り、より専門的な事務にあたらなければ、エンジニア時代より平和な日常が訪れます。
エンジニアとしてのキャリアに限界を感じたり、お金や管理、裏方のお仕事に興味があり、会社の支え役になりたいという方は是非門をたたいてみてください!

エンジニア異業種転職 まとめ

今回はシステムエンジニアやプログラマーの方が異業種転職する時に考えてほしいことや、オススメの転職先について書かせて頂きました。

何をするにもそうなんですが、自分の中で異業種への転職を決めたら、1日でも早く行動した方が良いです。
勉強する期間もそう、未経験を雇ってくれる会社を探すというのは簡単な事ではありません。
ただ、あなたは今日が一番若いです、若い内に色々勉強して自信をつけて、ブラック企業のデスマーチからとっとと脱却しましょう!

異業種の仕事に興味があるレベルであれば、勉強がてら副業してみるのがオススメです。
最初から本番では無くて、実績を積めば自身にもなりますし、武器にもなります。

システムエンジニア・プログラマーの皆様、もし辛くなったら、いつでもコメントください!

SE・PGの転職は悪いことではありません。逃げでもありません。

1回きりの人生、悔いなく、また楽しい歩みになる様、一人で決めず、家族や友人と相談してみるのも良いでしょう!

システムエンジニア・プログラマー向けに、別の記事も書かせて頂いています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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